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2021.04.01
お知らせ

不妊治療領域での連携体制構築のため富士製薬工業とセルソースが事業提携に関する契約を締結~両社の強みがもたらすシナジーにより不妊に悩む皆さまに笑顔を届ける~

富士製薬工業株式会社と再生医療関連事業のセルソース株式会社は、本日、セルソースが提供する血液由来加工受託サービスについて、富士製薬工業が販売支援を行う事業提携に関する契約を締結いたしましたのでお知らせいたします。

セルソースの血液由来加工受託サービスは、患者さま自身の血液から多血小板血漿〔Platelet-Rich Plasma(PRP)〕を作製し、さらに成長因子を濃縮し無細胞化と凍結乾燥 (フリーズドライ)の処理を施した「PFC-FD」の加工を医療機関さまより受託するサービスです。PFC-FDは、患者さま自身の患部に投与することで、組織の修復、損傷部位の血管新生、創傷の治癒等の効果が期待されます。主に変形性膝関節症やスポーツ外傷の治療等の整形外科領域にてサービスを提供してまいりましたが、2020年に産婦人科領域に参入し、不妊治療を目的とした同サービスの提供を開始いたしました。あわせて、順天堂大学と卵巣機能不全の改善を目的とした共同研究にも取り組んでおります。

富士製薬工業は、約半世紀にわたり女性医療用医薬品の製造・販売を行っており、産婦人科領域における医療機関等とのネットワークと多様な女性疾患に対応する医薬品の品揃えに大きな強みを持っています。また、社会的命題として注目されている不妊治療の分野におきましても、天然型黄体ホルモン製剤「ウトロゲスタンⓇ腟用カプセル」をはじめとする不妊治療に用いられる医薬品を製造・販売しております。2029年9月期までに到達したい「ありたい姿」を定めた2030年ビジョンの1つに「世界の女性のwell-beingの向上に貢献している」と掲げ、女性医療のリーディングカンパニーを目指し事業に注力しております。

この度、上記の特長を有する両社の事業、ネットワーク、技術を活用した、血液由来加工受託サービスの協業を通じて、不妊治療を行う医療機関や不妊に悩む皆さまに対し、よりお役に立つことを目的に、事業提携に関する契約を締結いたしました。この提携により、富士製薬工業とセルソースは、さらに専門性の高い情報提供活動を展開するとともに、より一層の安全で適切な製品・サービスの提供に努めてまいります。

PDF版はこちらをご参照ください。

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