For Investors

この度、セルソース株式会社は、皆さまからのご支援を賜り、創業4期目というタイミングで、東証マザーズ市場への新規上場を果たすことが出来ました。
皆さまのご支援に心より御礼申し上げます。本当に有難うございます。

私たちセルソースは、全メンバーが、創業来大切にしてきたことが2つあります。

1つ目が、足元の事業をしっかりと固めて、堅実に成長していくこと。
2つ目が、世の中の課題に徹底的に向き合い、同課題の解決に直結するマーケットインのサービスを展開することです。

バイオベンチャーでは、足元の事業が定まる前に、大きな夢を描き、研究開発や設備投資を先行させ、それらの資金需要を、外部からの資金調達に頼るケースが少なくありません。また社会的な課題の見極めの前に、自らの技術のみに目を向け、プロダクトアウト思考で、マーケットニーズよりもまずは自らの技術・製品ありきの事業を展開する例も少なくありません。

このような業界において、私たちセルソースは、「足元の事業が固まっていなければ、長期的な夢を実現することは出来ず、社会の健全な発展に貢献することは出来ない」と考え、創業来一貫して、足元の事業の堅実な成長と、自らによって生み出す営業キャッシュフローのプラスに拘り、創業1期目から黒字化を実現、着実に成長して参りました。また、これらの成長は、世の中の課題に徹底的に向き合い、その解決策を生み出すというマーケットイン思考に支えられてきたと考えています。

これらの過程を経て、この度、東証マザーズへの新規上場を通じ、株主の皆さまから貴重な資金をお預かりするパブリックカンパニーへと無事に成長することが出来ました。あらためて投資家の皆さまには心より御礼申し上げると共に、セルソースの根底にある、これら2つのセルソースらしさを忘れることなく、全てのステークホルダーの皆さまへの価値還元に邁進して参ります。

今後、私たちは、コンプライアンスの遵守徹底を大前提としながら、既存事業のさらなる拡大に加えて、一定のリスクを伴う新たなチャレンジを継続して参ります。いずれの事業においても、世の中の課題の見極めとその解決策の創出に徹底的に注力し、社会に提供した新たな価値の対価としての売上と利益に拘りながら、着実な成長を実現して参りたいと思います。
そして、当社を応援して下さる全てのステークホルダーの皆さまの幸せに貢献し、社会の発展に寄与して参ります。

それがベンチャー、そして上場会社としての存在意義であると考えています。
今後とも変わらぬご支援の程、何卒宜しくお願い致します。

セルソース株式会社
代表取締役社長CEO
裙本 理人

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